FC2ブログ
三業株式会社の紹介から、相生市のイベント情報、環境に関するトリビアやニュースまで、様々な話題を楽しくお届けします。
お世話になります。
三業株式会社のニノミヤと申します。

いよいよ足場が完成し、本格的なシール打ち替えが始まった。
140616 (10)
140616 (1)
140616 (2)
実際にシールを打ち替えてくれる協力業者さんは、Nシーリング社長率いる男前チームだ。

手前がN氏。
140616 (5)
遥か遠くに、Y氏。

140616 (8)
シール打ち替えの意義は雨漏りの防止だ。
総延長は1,400m
僕のこれまでの経験からすると想像を絶する距離である。
140616 (9)

N氏たちはとかく男前である。
僕はこれまでそのことについて深く考えたことがなかったのだが、いよいよ三十歳となり、このままでは頭打ちなので、深く考えてみた。

N氏の原動力は、顔のような気がする。
お客さんの顔、元請の僕の顔……。
きっとそれは仕事をする上で最も大切なことのひとつだ。
顔色ばかり窺うという意味ではなくて、顔を立てるという男気だと思う。
だから男前なのだ。

N氏とY氏のあいだには、長い年月を積み上げて築いてきた信頼関係が目に見える気がする。
シール屋さんの格好良さのひとつに、マスキングテープの貼り方、剥がし方があると思う。
その動作はシールの基本的な部分であって、恐らくN氏もY氏も、その効率について考え、実際に作業することで磨きをかけてきたに違いない。
僕の基本的な仕事である浄化槽保守点検も単純な仕事には違いないが、それなりにバリエーションがある。
DOは不足していないか、MLSSは低過ぎないか、汚泥沈降率は? pHは? 粘度は? それらの数値に対して、長期的な対策を取る。爆気時間の変更等、それらの成果が出るのはだいたい一カ月後だ。長期的で終わりのない延々と続く調整、メンテナンスだ。
この手のメンテナンスを弊社では管理部の仕事と分類している。
一方、対となる工事部の仕事は一応の完結が存在する(リフォーム工事は一応のケジメがつく。アフターフォローは別として)。
僕はこの、悪く言えば悠長な管理部の頭の使い方で、工事部のスピードに追い付かないケースがある、と僕は自分なりに分析している。
その点、N氏とY氏の動きは頭のてっぺんからつま先まで工事部の動きと言える。
それこそ、気の狂うほどシールを剥がし、マスキングテープを貼り、シールを打ち、マスキングテープを剥がしてきたのだ。
じっと見ている僕をN氏とY氏は気味悪がっているだろうが、僕は感激してるのである。
凄まじいドリブル突破からの振りかぶりなしのトーキックでゴールを奪うような所作なのだ。
圧倒的な完成度に満ち満ちているのだ。
もちろんそれは西K氏や西O氏に共通していて、僕はいろいろ話しかけてしまう。

何の気ない動作に見えて、N氏たちは二点接着を順守していることを知った。
この現場で言うと、スレート板とスレート板の間、左右のスレート板の間をシールしている。
この左右二点のみでの接着を二点接着と言う。
なぜこのようなことをするのか。
仮に奥行方向にまでシールが接着しているとする。
すると、三点接着となり、左右の揺れに、奥行き方向の接着が追従できないのだ。
二点で接着しているからこそ、左右の揺れに対応し、前後方向にも融通が利くのだ。
何事にも遊びがあって、融通が利く方がよい。人生のようだ。

「へえー、ナルホドー」なんて面白がっているとき、ふと、僕の右手が打ったばかりのシールに触れた。
しまった、と思った。
僕は大きな声で謝った。
Y氏は苦笑いをしていた。すぐにやり直してくれた。
N氏はブログに載せられないような言葉を口にした。

親がいなくても子は育つという。
現場ばかりがすくすくと成長してゆく。
一人前の監督への道のりは遠い。
関連記事
スポンサーサイト




【2014/06/16 20:56】 | 三業のお仕事
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック